皆さん、こんにちは!
私はFIREを目指し、
その様子をブログに記していくことを
決意しました30代のサラリーマンです。
前回の記事では
私がFIREを目指す理由を
ご紹介しました。
「FIREとは」「FIREの種類」
「FIREのメリット・デメリット
(会社員との比較)」についても
書いていますので
良かったら見てください。
それでは
FIREを達成するための
作戦について書くと言いましたので
早速発表したいと思います!
それは…
米国株に投資してひたすら放置!
以上!
本当にこれだけです。
要するに、
米国株×複利の力で
資産を増やしていく!ということです。
運用期間に
一定の余裕がある方にとっては、
これがFIREに近づく方法の
1つの最適解になると思っています。
とは言えさすがに
これでは説明不足なので、
「なぜ米国株なのか」
「複利の力とは」
といった事についても
別の記事で
触れていこうと思います。
資産運用って難しい!
と思われている方も
多いと思いますが、
実はシンプルで
簡単なことだということを
私のブログにリアルな記録を残して
証明していきたいと思いますので、
興味を持たれた方は、是非定期的に
チェックしてやってください。
ヘッダー部分には
FIRE達成までの金額も
載せています。(毎月更新します。)
今回の記事では
次の内容について書くことで、
いったん頭の中を整理したいと思います。
- 資産何円でゴールとするの?
(4%ルールって何?) - どの銘柄に何円を
どれくらいのペースで投資するの? - いつまでにFIREするの?
- FIRE達成後に
株価大暴落が起きたらどうするの?
資産何円でゴールとするの?(4%ルールって何?)
最初に
ゴールとする金額
(=いくらの資産を築けば
FIREとするか)を設定します。
設定する金額は
「4%ルール」に基づき、
次の公式によって求めます。
《 FIRE達成後の年間生活費×25 》
これがどういう意味かというと、
年間生活費の25倍の資産を築けば、
年利4%の運用益で生活費を賄える
という考え方によるものです。
たとえば
我が家ではFIRE達成後の年間生活費を
360万円(月々30万円)としましたので、
公式に当てはめると
360万円×25=9,000万円
ということになります。
この9,000万円を
年利4%で運用すると
年間360万円の運用益が出ますので、
運用益部分だけを切り崩して
生活することで
元本の資産である9,000万円は
減らすことなく生活できる
マネーマシンの出来上がり
という訳です。
あくまで理論上の話ですが。
では「4%」という数字は何なのか。
これは、
米国のトリニティ大学の研究
(トリニティスタディ)から
引用されたものです。
研究では、
一定の資産を持った退職者が
そのお金を元手に資産運用をしつつ、
毎年一定の割合で
お金を引き出していった場合に
元本をキープできる確率を調べています。
ポートフォリオに占める
株式と債権の割合にもよりますが、
研究結果では
毎年資産の4%を
引き出していった場合でも
30年後に元本をキープできる確率は
概ね95%以上となっています。
研究は1926年〜1995年の
70年間を対象期間としており、
この期間中には幾多の暴落や
弱気相場も含まれていますが、
それでも高い確率で成功したという
結果になっています。
ただし、
当然未来のことは
誰にも分かりませんので、
将来にわたって通用する保証は
どこにもありません。
トリニティスタディの全文は
以下のリンクをご参照ください。
(Philip L. Cooley, Carl M. Hubbard and Daniel T. Walz)
話を元に戻して、
我が家のFIREの設定金額を
何円にするのかを決めます。
我が家の年間生活費は
360万円としましたが、
私は現在IPO投資や
株主優待クロスなどから
毎年安定して100万円程度は
利益が出せており、
今後もそれは続くものと仮定します。
また、
私はサイドFIREを目指しますので
FIRE達成時には
月々5万円(年間60万円)の収入を
得ているものとします。
よって、
今後新たに株式等で築くべき資産は
(360万円-100万円-60万円)×25
=5,000万円
ということになりました。
どの銘柄に何円をどれくらいのペースで投資するの?
4%ルールに基づいて
目標金額を設定したからには、
当然パフォーマンスが
年間4%を超える銘柄に
投資しなければなりません。
では具体的には何に投資をするのか。
私の場合は、
米国株ETFとします。
主にはVOOとVTI、
また実質的にそれらを投資対象とした
投資信託(SBI Vシリーズ)を
積み立てていくこととします。
投資金額及びペースは、
夫婦で年間で240万円
(ばらつきはあるが
大体20万円/月のペース)とし、
これは一般NISA枠を
目一杯活用した金額となっています。
月々20万円は
決して簡単な設定ではない
という認識ですが、
夫婦共働きの力を発揮して
「決め事」として
継続していきたいと思っています。
いつまでにFIREするの?
目標は15年以内とします。
次の表をご覧ください。
2021年の資産評価額(実績)を
スタートとして、
2022年以降、
年120万円ずつ投資&年利5%で
複利運用できた場合の資産額を
示した表になっていますが、
2035年には見事5,000万円に
到達する試算となります。
年 | 私の資産額 | 妻の資産額 | 合計の資産額 |
2021 | 1,251,008円 | 860,277円 | 2,111,285円 |
2022 | 2,513,558円 | 2,103,291円 | 4,616,849円 |
2023 | 3,839,236円 | 3,408,455円 | 7,247,691円 |
2024 | 5,231,198円 | 4,778,878円 | 10,010,076円 |
2025 | 6,692,758円 | 6,217,822円 | 12,910,580円 |
2026 | 8,227,396円 | 7,728,713円 | 15,956,109円 |
2027 | 9,838,766円 | 9,315,149円 | 19,153,915円 |
2028 | 11,530,704円 | 10,980,906円 | 22,511,610円 |
2029 | 13,307,239円 | 12,729,952円 | 26,037,191円 |
2030 | 15,172,601円 | 14,566,449円 | 29,739,050円 |
2031 | 17,131,231円 | 16,494,772円 | 33,626,003円 |
2032 | 19,187,793円 | 18,519,520円 | 37,707,313円 |
2033 | 21,347,182円 | 20,645,486円 | 41,992,668円 |
2034 | 23,614,542円 | 22,877,760円 | 46,492,302円 |
2035 | 25,995,269円 | 25,221,648円 | 51,216,917円 |
2036 | 28,495,032円 | 27,682,730円 | 56,177,762円 |
FIRE達成後に株価大暴落が起きたらどうするの?
これも当然想定しておくべき
シナリオの1つだと思います。
リーマンショック時には
最大50%近い下げ幅を
記録しましたので、
可能性とすれば、
資産を大幅に減らすことも考えられます。
これに対する答えは
正直これから考えます。
頭の中では
「株式の割合を落として
債権の割合を増やしていく」など、
ふわっとした予防策は浮かんでいます。
ただし、
正直50歳でのFIREであれば、
たとえ直後に資産5,000万円が
半減するようなことがあったとしても、
(株式等とは別の)それまでの貯金を
現金クッションとして
当面の間やっていけると思っています。
また、基本的に株価は下がれば
いずれ上がりますから、
そうこうしている間にも
回復するでしょうし、
他にも退職金やiDeCo、
保険の解約返戻金など
いろいろとアイテムはありそうです。
年金受給まで
なんとかやっていけそうな気はします。
それでもどうしても
やっていけなさそうな時は…
その時は素直に働きます!笑
今回の記事は以上です。
次回はFIREのコア戦略ではありませんが
「IPO投資の魅力」について
書きたいと思います。