皆さん、こんにちは!
私はFIREを目指し、
その様子をブログに綴る
30代のサラリーマンです。
米国株×複利の力で
15年以内に5,000万円を貯めて
自由な人生を手に入れたいと思います。
さて、米国株は下落が止まらない
厳しい日々が続きますね〜。
昨年から積み立て始めた私の資産は
ついにマイナスに転じました。
詳しくは2月に入ってご報告します。
下落の主な要因は、
FRBによる利上げと
バランスシートの縮小、
いわゆるQTの影響ですね。
QTは簡単に言うと、
FRBが一昨年から
債券の買い入れという形で
市場にばら撒いてきたお金を
回収しようとするものです。
回収といっても、
実際には債権を再投資せず
償還させることで
バランスシートを縮小させること
(=量的引き締め)です。
昨年は金融緩和を追い風に
急伸した米国株も、
今年は我慢の年になるかもしれません。
今回の記事では、
現在のような
下落相場でこそ改めて確認したい
インデックス投資の魅力とともに、
インデックス投資家が
下落相場で絶対やってはいけないこと
について書いていきます。
また、それらを踏まえて
今後どうしていくのがいいのか、
私なりの見解をまとめましたので
是非ご覧ください。
最近米国株インデックス投資を
始めたという方で
いきなり暴落をくらって
途方に暮れている人、
そろそろ利確や損切りをした方が
いいのではないかと迷っている人、
これからFIREを目指して
インデックス投資を始めようと
思っている人は、
是非最後まで読んでいってください。
【目次】
- インデックス投資って何?
- インデックス投資が
最強である唯一の理由 - インデックス投資家が下落相場で
やってはいけないこと3選 - 今後の投資戦略について
インデックス投資って何?
まず、
インデックス投資とは何か
について解説します。
インデックスとは
特定の指数のことを指します。
皆さん、
「日経平均株価」は
ご存知ですよね?
東証一部上場企業の代表的な
225銘柄によって構成されている
株価指数ですが、
実はこれも日本を代表する
インデックスの1つです。
「S&P500」もご存知の方は
多いと思いますが、
これもニューヨーク証券取引所、
NASDAQ等に上場している
米国企業の代表的な
500銘柄によって構成されている
株価指数で、
米国を代表する
インデックスの1つです。
そして、
これらのインデックスに連動した
値動きを目指して運用される
商品のことを
インデックスファンドといいます。
私が投資している
VOOもS&P500種指数に連動した
値動きを目指す
インデックスファンドです。
インデックス投資とは、
こうしたインデックスファンドに
投資することを言います。
インデックス投資が最強である唯一の理由
まず、大前提として
私の投資スタイルは
長期運用です。
10年後20年後を見据えた
資産運用なので
一時的なマイナスは気にしませんし、
資産の伸び方が緩やかでも
問題ないという考えです。
そのうえで、
インデックス投資が
最強である理由について
私の考えを述べたいと思います。
それは、
放置しておくだけでお金が増えること
これに尽きます!
例えば、
私が投資しているVOO(S&P500)の
年間リターンは
ここ30年の実績から
平均で7〜8%と言われていますが、
これほどのパフォーマンスを
インデックス投資以外で
出すことはとても大変な事です。
例えば個別株投資がそうです。
まずどの銘柄を買うか、
いつ買うか、
買った後は業績や決算、
日々のニュースなど
たくさんの情報を
追っていかなくてはなりません。
そして売るタイミングもいつにするか、
とにかく全てを自分で判断する必要があり、
時間を取られる作業が山ほどあります。
これでは心の休まる時がありません。
それでいて市場平均以上の
リターンを出せるかどうかも
分かりませんし、
市場平均以下のリターンになる可能性も
十分に考えられます。
割に合いませんよね。
これに対して
インデックス投資は
プロのファンドマネージャーが
銘柄の選定から定期的な組み替え、
リバランスまで勝手に行ってくれます。
資産運用において
重要だと言われることの1つに
「分散投資」が挙げられますが、
このようにインデックスファンドを
買うだけでクリアできます。
また、指数に連動する商品なので、
指数が成長する限り
放っておくだけで
勝手にお金が増えていきます。
自分がする事は何もありません。
空いた時間を
自分がしたいことに充てられます。
そもそも私がFIREを目指す理由は、
自分が有意義だと思えることに
思う存分時間を使いたいからであって、
これはFIREを達成していない
今でも考えは同じです。
資産運用が嫌いなわけではありませんが、
できればその時間を
子育てや自分の趣味などに
充てたいと思っています。
決してお金自体が欲しいわけではなく、
本当に欲しいものは
その先にある「自由」です。
お金はその土台といったところですね。
インデックス投資家が下落相場でやってはいけないこと3選
次に現在のような下落相場で
インデックス投資家が
絶対にやってはいけないことについて
3点紹介します。
- 狼狽売り
- 一気の買い増し
- 情報に振り回される
順番に見ていきましょう。
- 狼狽売り
⇨ このような下落相場が続けば、
これ以上損失を出したくない!
と不安になり、
保有資産を売ってしまいたくなるのが
投資家心理ですよね。
でもここはグッと我慢です。
値下がりしている分、
同じ積立額でも
多くの口数を購入できます。
こうして下落時に継続して
積み立てた分が
将来のリターンにつながります。 - 一気の買い増し
⇨ 下落時は買い増しチャンス!
ということで、
ここぞとばかりに一気に
購入してしまいたくなりますよね。
これもまた
下落相場特有の投資家心理です。
しかし、これも我慢です。
底だと思った翌日に
更なる暴落というのは
よくある事です。
私も何度も経験しています。
投資の格言に
「もうはまだなり、まだはもうなり」
という言葉があります。
「もう底だ」と思っても
「まだ底ではない」、
「まだ底ではない」と思ったら
「もう反転してしまった」
というものです。
自分で決めつける事なく、
柔軟に相場と向き合っていきましょう
という意味の格言です。 - 情報に振り回される
⇨ 下落相場では、
往々にしてネットの掲示板や
SNS上などに様々な情報が
溢れ返ります。
中には、
特定の銘柄の売買を
煽るような発言なども
多く見られます。
このような発言に
不安を掻き立てられ、
ついつい売ってしまった
(買ってしまった)というのは
よくある話です。
こういった状況の時は、
あまりネットやSNSの情報に
振り回されない方がいいです。
粛々とマイルールに従って
行動しましょう。
今後の投資戦略について
以上を踏まえて、
今後の投資戦略について
私の考えを述べたいと思います。
といっても、
これまでどおり
マイルールに従って
淡々と積立を継続する
だけです。
暴落したからといって、
全部や一部を
売却するような事はしません。
また、積立額を増やしたり
減したりすることもしません。
ましてや積立を一時的に
止めるようなこともしません。
とにかく、
これまで続けてきたように
決まった日に決まった金額を
ただただ無心に
積み立てていくだけです。
最近、YouTubeで
両学長の動画を見ていて
面白いことを聞きました。
それは、
大手運用会社フィデリティの
調査で判明した
「最も運用成績が良かった顧客の属性」
というものなんですが、
なんと1位が亡くなっている人、
2位が運用しているのを忘れている人
という結果だったそうです。
面白いですよね。
ゴチャゴチャと売買することが
いかに不毛なことか、
マイルールを最後まで貫くことが
いかに難しいかを
教えてくれる資料だと思います。
今回の記事は以上です。
このような記事を書く予定は
なかったのですが、
米国株がクラッシュしている今、
自分の心を落ち着かせる意味でも
インデックス投資の魅力について
書いてみました。